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今回は、スーツ編です。

「リクルートスーツ」は、スーツであれば、どのスーツでも構いません。
但し、志望業界が決まっていないならば、どの世代にもウケが良い、落ち着いた色とデザインのものを選ぶと良いです。

ここで探すのは、

「二つボタン・黒無地」

です。

就職活動というのは、あらゆる世代の方と顔をあわせます。
採用担当ならばまだ年齢が若いですが、人事部・部長課長クラス・役員など会う階層が必ず上がっていくので、その方々に良い印象を与える必要があります。
この方々も当然に洋服のプロではないものの、逆に「学生はこうだ!」という思い込みがある可能性があるのも事実です。
そこで、内定をもらうためには、可能な限りリスクは減らしておきたいものです。

では、そういったスーツとは何か。
「リクルートスーツ」は「二つボタン・黒無地」です。
まずデザインについて「二つボタン」とは、ジャケットの前ボタンの数です。
スーツの前ボタンの数は、流行によって、緩やかに変化します。
よく「若々しく3つボタン」ということをいわれる方がいるのですが、必ずしも「3つボタン」は、若さを演出するものにはなりません。
また、特に役員のような上の世代の方ほど「3つボタンが嫌い」というパターンが実はあります。
個人的な考えが採用に影響するとは思いたくありませんが、自分の嫌いなデザインのスーツを着ている学生と、そうでないものを着ている学生とを比べて、どちらか第一印象が良いかは言うまでもありません。
また「二つボタン」というのは、スーツのスタンダードであって、シルエットを変えることによって、着る人間をいくらでもパリッと見せることができます。

次に色柄の「黒無地」です。色とは生地の色のことですが、カジュアルでも黒が流行したりした影響がありまして、現在では無地だと「紺・黒」の取り扱いしかしないブランドもあります。
そして紺と黒の比率ですが、3対1で「黒」が多いです。
ここで言う「紺」というのは、鉄紺といってほとんど黒にしか見えず、よく見ると紺色だ、と分かるくらいの色なのですが、紺無地というのは社会人になるとほとんど着ない色になります。
なので、これからの冠婚葬祭にも使え、しまって見える「黒無地」が評判も良く、メーカーも生地をたくさん抑えています。
なお、紺無地は二着目の購入で、オススメします。
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